あえて和式トイレを使用する理由(4/28)

 最近、ほとんどの家庭では洋式トイレが設置されていると思います。私の自宅でも洋式トイレです。そして、ほとんどの方が洋式トイレを使用していると思います。先の大戦後にヨーロッパ諸国やGHQの影響によって日本でも広がっていったようです。

 1963年、トイレは、M実に83%を占めていたのに、30年後の1990年には18%、50年後の2015年には0.7%にまで減少しています。

 私の子どもの頃の小学校のトイレはほとんどが和式トイレでしたが、いつの頃からか学校も洋式トイレが増えてきました。しかし、私が勤務する現在の学校は開校15年目ですが、洋式トイレと和式トイレの両方が設置されています。

 また、道の駅や高速道路のサービスエリア内などの公共施設では洋式和式の両方が設置されているところが多いですが、みなさまはどちらのトイレを使用しますか。ほとんどの方が、楽なので洋式トイレを使用すると思います。私もそうでした。

 それにも関わらず、なぜ、和式トイレがまだ設置されているのでしょう。それは、他人の座った便座に直接当たることを好まない方のために、公共のトイレでは和式トイレが設置されているようです。きめ細かい配慮だと思います。

 私事で恐縮ですが、私は10数年来膝痛(変形性膝関節症)に悩まされてきました。私は自分でいろいろと考えてストレッチや正座を試しながら、膝痛改善に取り組んできました。先日、奥州までのドライブの途中、道の駅で、私はあえて和式トイレにチャレンジしました。これまでは避けていましたが、使用前に膝の屈伸をして大丈夫であることを確認してから使用しました。

 使用後、「できた」といった快感を覚えました。和式トイレのメリットは、便座に座ることがないのでお尻に無理な圧力がかかりません。そのため、お腹から腸、肛門まで力が入りやすく排便が容易になるそうです。私はこれからも和式トイレのあるところでは和式トイレのメリットを思い出しながら和式トイレを使用しようと思っています。

 妻に話したら、「私は洋式トイレを使用する」と言っていました。わたしは、人の身体は楽をせずに使えば使うほど鍛えられ、改善が期待できるのになあ、と内心思いました。
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