連日報道される備蓄米報道
NHKは6月17日、「随意契約による備蓄米の販売が17日から大手コンビ二のセブン-イレブンで始まりました。大手3社すべてで販売されることになり、備蓄米の販売がさらに広がるかが焦点となります。セブン-イレブン・ジャパンでは、随意契約で550トンの備蓄米を購入していて、17日から、都内のおよそ150店舗のほか、大阪や四国の一部でも販売を始めました」と、報道しています。NHKばかりではなく、大手民放テレビ局も連日報道しています。

自民党の支持率アップ
※NHK選挙WEBより
上のグラフを見ると、自民党は2025年最高の支持率となっています。これは連日のテレビ報道が影響しているのではないかと思われます。安い備蓄米が販売されるようになってありがたいといった消費者のコメントもありました。
農政の欠陥を見えなくさせてしまっている
小泉進次郎農水相
元テレビ東京社員で、桜美林大学教授の田淵俊彦さんは「テレビ各社が視聴率を稼げる『小泉劇場』の演出に乗じ、コメの値段が高くなった原因や農政の欠陥を見えなくさせている。テレビメディアの体質が備蓄米報道によく表れている」と言っています。報道が小泉氏のパフォーマンスに集中することで、長きにわたる「減反政策の失敗」という米価高騰の根本的な原因が見えなくなっていると指摘しています。
投稿されたコメント
【肯定的なコメント】
◎そもそも、米はあるのに「米不足」をあおったのもメディアで、 そこから値段が上がるのを待った「売り控え」が始まったんでしたよね? 生産者が儲かってないことに腹が立ちます。
◎減反というより、政治を票集めだけしてきて、国益を考えるふりを戦後ず
っとしてきたのだろう。国益を考える人間を失脚させ、売国議員を首相に任命し続けた。
【批判的なコメント】
◎少なくとも流通の段階で暴利を貪ってるのがいるって発覚したんだから、米の値段が高いのは自民党よりも流通のせいなんじゃないの 備蓄米放出した途端、今まで数絞ってたのに多く発注できるようになりましたなんてわざわざ連絡してきたりやら、お前が在庫抱えてたんだろみたいなのが多すぎ。
テレビの6つの悪癖
1.視聴率至上主義
2.特権的な意識
3.過剰なあおり
4.権力への忖度
5.横並び主義
6.隠蔽体質
各テレビ局には左(スマホでは上)の悪癖が指摘されています。私たちは知らず知らずのうちに、脳に刷り込まれ信じ込んでしまう危険性があります。これでは報道が偏向していると指摘されても仕方がないと思います。真実を見えにくくさせてしまっているテレビ報道に対して、もし視聴するならば、この報道の意図は何なのか。裏に隠されているものは何なのかといった意識で視聴する必要があると思います。