YAHOO知恵袋に「パキシルの減薬、断薬について」(2019.3.13)次のように投稿されていました。
学生だった頃に鬱病と診断され、今まで18年近くパキシルを服用してきましたが、2週間前から10mg→5mg、現在5mg→0に減薬をしています。 このペースは一般的なのでしょうか?
離脱症状なのか、脳がビクっと痙攣する感じ(何か電気のようなものが一瞬走るかのような)、耳の奥でシャッシャッと音がするのが完全に収まりません。 精神面では、まあいいかと物事考えられず、たまにパニックになったり、臆測して考えてしまったり、気持ちが以前より晴れやかではありません。 主治医は、減らしたからにはもう2度とパキシルは処方しないと言うのですが、コントロールが難しいです。 パキシルを服用されていた方、 どのようなペースで減薬をされたのか、不快な症状をどう乗り切られたのか、教えて頂けたら有難いです。励みにしたいです。
次のようにベストアンサーとして回答(2019.3.14)されていました。
ふじかわ心療内科クリニックホームページより
「心の病気は、薬を服用して症状を抑えていても、やめてしまえば症状はまた現れます。心身ともに薬に頼らないで健康を取り戻すことが大切だと私は考えます」
そう話すのは、新著『薬に頼らずうつを治す方法』(アチーブメント出版)が話題となっている、ふじかわ心療内科クリニック・藤川徳美院長。食事改善を中心とした治療に、「20年以上のうつ状態から抜け出せた」「一生飲むと言われた薬をやめられた」など、患者さんから喜びの声が届くという。
一般的に精神科では「薬物治療」が中心に行われるが、藤川院長はどんなに症状が緩和しても完治しないことに疑問を抱いていた。 「そこで、初診時に問診とともに血液検査を実施してみると、ほとんどの患者さんがタンパク質、鉄分が不足した“質的栄養失調”の状態になっていたことがわかったのです。質的栄養失調とは、糖質の過多と、タンパク質、脂肪酸、ビタミン、ミネラルの不足です」(藤川院長・以下同)
じつは、うつやパニック障害などの疾患と栄養失調は密接な関係がある。心を安定させるときには「セロトニン」、喜びや幸せを感じるときには「ドーパミン」という神経伝達物質が脳内に分泌される。タンパク質と鉄はこれらを作るのに不可欠で、これらが不足すると心の病いを招きやすくなるという。
また、赤血球内にある「ヘモグロビン値」が不足する状態が貧血だが、血液中の鉄分が不足すると、体の内部に鉄を蓄えるタンパク質「フェリチン値」が減少してくる。
「ヘモグロビン値が低くなる貧血を『鉄欠乏性貧血』と言うのに対し、フェリチン値が低くなることを『潜在性鉄欠乏症』と言います。健康診断の数値を見ただけでは、鉄不足を見逃してしまうので注意が必要です。うつ、イライラ、不眠、動悸やめまいといった症状の人にとても多いのが、この『潜在性鉄欠乏症』なのです」
そこで、藤川院長は’12年4月から栄養療法を取り入れた治療を開始。4カ月目から徐々に鉄不足が解消され、薬を手放すことに成功した人が続出したという。今まで症状を改善させた人はなんと約3,000人!
「鉄とタンパク質が効率よく取れる食材は、卵と肉。卵は1日3個以上、肉は200グラム以上取ることが理想です。また、体内への吸収がより高い『ヘム鉄』が多く含まれる肉、魚も積極的に食べるとより理想的です」
一方で、糖質を取りすぎると、神経伝達物質が作られなくなり、エネルギー代謝が乱れてしまう、甘いものやご飯やパンの過度な摂取には注意しよう。
心の病いを遠ざける食事の基本6原則は次の通り。
【1】動物性タンパク質を積極的に取る 【2】鉄分を十分に取る 【3】良質な脂質を取る 【4】糖質を控える 【5】牛乳を飲みすぎない 【6】インスタント食品や食品添加物を控える |
憂うつな気分が続く人は、1日卵3個の食事をさっそくスタートしてみよう!
YAHOO知恵袋より