2022年も引き続き、向精神薬の問題を考えていきます(1/1)

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年を振り返ってみますと、12月18日に神田沙也加さん(享年35)が札幌市内のホテルの高層階から転落し、亡くなりました。24日には、大阪北区曽根崎新地のビルの4階にある心療内科のクリニックが放火される事件が起きました。神田さんも放火した犯人も心療内科に受診し、医師から薬を処方されていました。一昨年は、三浦春馬さん、竹内結子さんが続けて亡くなりました。

 いずれの事件も詳しい原因が分からないままです。亡くなった時、薬を服用していたのか、服用していたのならどんな薬を服用していたのか、医師から薬の副作用の説明をしっかり受けていたのか等、詳しく調べることが再発防止になるのではないかと考えます。

 以前から日本の自殺者数と向精神薬の処方量との関係が疑問視されていました。向精神薬の処方量が増えているにもかかわらず、特に若い人の自殺者数は増えているのです。世界で一番多いのです。薬が効くのであれば、自殺する人が減っていいはずです。 

 2022年は、以下の3点に絞って重点的に明らかにしていければと、考えています。
●なぜ、重篤な副作用があっても向精神薬が承認されるのか
●なぜ、多くの精神科医は処方をやめようとしないのか
●なぜ、日常生活で悩める人が精神科や心療内科へ行こうとするのか

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