世界保健機関(WHO、本部・スイス・ジュネーブ)は6月1日、年次総会で、新型コロナウイルスなど、世界的な感染症の流行(パンデミック)の教訓を踏まえた国際保健規則(IHR)の改正を可決しました。
◎IHRの改正には、
①「パンデミック緊急事態」を「複数の国家で広く流行して国家の対応能力を超える伝染病であり、国際的に社会・経済的な混乱を引き起こす可能性が高く、国際的な協調行動を必要とするもの」と定義する
②医療品のアクセスの強化と資金調達について、連帯と公平性に貢献する③改正した規則を効果的に実施するため、国家間の調整を担う委員会を設立する
④国内にもIHRの実施を担当する当局を設置する
――ことが盛り込まれた。(朝日新聞デジタル2024.6.2より)
いくらでも強制力を伴わせことができる内容だと思います
パンデミックの定義を「国家の対応能力を超える伝染病」としています。今回の新型コロナウィルスに至っては、人工的につくられたウィルス、生物兵器という研究者がいます。これを陰謀論と言う人がいますが、私はこれまでの情報から意図的にウィルスをつくり、それに連動したワクチンをつくることができると思っています。事務局長の一声でパンデミックを宣言し、加盟国みんなが従わなければならない構図ができあがってしまったのではないか、とたいへん危惧しています。
ワクチンや治療薬、国家間の調整を担う委員会の設置、国内での当局の設置にしても、どのように実施されていくのか明確に述べられていません。NHKの誤情報ではないかの投稿(6/7)でもお伝えしましたが、全文章内で、契約文章は「××を義務付ける」という意味を持つshall××という英語の表現が、360回以上使われているのです。ここからもWHOが強固な統治機関に変貌してしまぅている可能性が十分にあるということを認識しなければならないと思います。
WHOは自分で自分のルールを違反して即可決
WHOテドロス事務局長
(WHOテドロス事務局長の辞任要求100万人突破・社会写真ニュース:日刊スポーツより引用)
国際ジャーナリスト及川幸久氏と近現代史研究家林千勝氏は衆議院議員原口一博氏との対談で、可決の様子を次のように述べています。
国際保健規則(IHR)改正案、前日の5月31日まで最終案がどんな案なのか決まらず、採決当日6月1日に提出され即可決してしまいました。WHOは各国に4か月前にIHR改正案を提出するべきだったのに、採決数分前に提出し即可決してしまったのです。
WHOは自分で自分のルール違反をしているのです。定足数をまったく無視していて3分の1未満だったのではないでしょうか。IHR改訂可決もその場で5か国が拒絶し、賛成したのは194か国中37か国か?ごく少数で押し切った印象でした。テドロスの最後の挨拶で「世界は勝利した」には違和感を感じました。IHR改定案の内容を十分に精査し国会でも審議していく必要があります。
オランダ、イギリスは態度を保留しています。パンデミック条約、今回はヨーロッパで反対する動きが目立っているます。ヨーロッパ各国は反対していてEUは推進賛成しています。パンデミック条約の合意が絶望的だったため推進のEUとアメリカが組んで、何としてもIHR改正を可決しなければメンツが立たず今回の総会を行った意味がない。ということで最初からルール無視で可決するつもりだったのでしょう。
◎WHOテドロス事務局長が反ワクチン派対策の強化を表明した動画
◎トランプさんの発言の動画
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