我が国における若い世代の自殺は深刻な状況(10/7)

自殺予防に関する内閣府キャラクターイラスト:細川貂々

 私は前回の著名人の自殺をきっかけに、日本人の自殺で亡くなった方の数や諸外国との比較について調べてみました。なぜなら、その原因を探ることにより自殺をする人がいない日本であることを強く願っている日本人のうちの一人だからです。

 調べてみると、我が国における若い世代の自殺は深刻な状況にあることが分かりました。年代別の死因順位をみると(第1-9表)、15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっており、男女別にみると、男性では15~44歳という、学生や社会人として社会をけん引する世代において死因順位の第1位が自殺となっており、女性でも15~29歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっています。

 こうした状況は国際的にみても深刻であり(第1-10図)、15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国では日本のみであり、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっています。

 私は学生や社会人として社会をけん引する世代において死因順位の第1位が自殺と知って驚愕しました。なおかつ、先進国における15歳から34歳までの死因の第1位が日本であることにもたいへんショックを受けました。この事実は、現代社会において多くの日本人が生きづらさを感じていることを表しているといえるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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