鈴木宣弘氏
<インターネットより引用>
鈴木宣弘東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授が以下(動画あり)のようにたいへん危惧しています。
「国民の“暮らし・命“ 本当にこれでどうなるのかぐらい恐るべき状態になっているのに、なんと米2000円に頑張って下げてるぞ。彼はすごいみたいな議論ばかりが盛り上がっている。
これは異常な事態ですよ」
「大規模農家に機械の補助金を出すぐらいの話しか出てこなくて、何か余ればいくらでも輸出できる。そういうバラ色のようなことを言っているが、輸出だってそんな簡単に増やせるわけないですから」

もう一つこのタイミングで出てきたのが、まさに農協解体。アメリカ発のグローバル企業に国民から集めている貯金や共済の部分の運用資金155兆円を本当に今度こそ差し出すぞ」
「そして、全農がしっかりとアメリカから遺伝子組み換えでない穀物も分別したりして頑張って日本に入れてくれていたのに、その全農グレインが『邪魔だ』と。しかし、世界一の商社としても全農グレインはすごいから、じゃあカーギルが買収する。後の部分は他の国の国営企業みたいなところに売却する、みたいな内部情報さえ聞こえてくるっていう状況」
小泉進次郎農水相
「本当に彼(小泉進次郎農水相)が出てきたっていうことで、一気にそちらの方も総仕上げになりかねない」


鈴木特任教授は、以前から政府の農政に懸念を表明しておられました。そして、今回の古古米や古古古米が販売されることに「すごい」と言われていることが異常事態であると危機感を持っておられます。これは大手メディアが古古米や古古古米は2024年度米と遜色がないと報道したことが原因ではないかと思っています。また、小泉農水相の農協解体においても「国民の命が危ない」と警鐘を鳴らしています。本当にその通りだと思います。