コロナワクチン「3回目接種の副反応がいちばん大変」(前編)(1/6)

写真出典:NEWSポストセブン
(高齢者施設利用者への接種が始まった)

 オミクロン株感染拡大に伴い、3回目接種の必要性を伝える報道が多い中で、NEWSポストセブン(2022/01/05 19:15配信)が、「コロナワクチン『3回目接種の副反応がいちばん大変』となりうる背景」と、3回目接種の大変さを伝えました。

3回目接種後の主な副反応

〇オーストリア・ザルツブルク在住の女優・中谷美紀(45歳)が、丸2日間寝込むことになったと、インスタグラムに書き込んだ。
〇フランス・パリ在住のフリーアナウンサー・雨宮塔子(51歳)は、想像以上の副反応にベッドの中で唸っていたが、4日後ようやく回復したと、インスタグラムで明かした。

〇男性内科医のAさん(49歳)は、接種当日に吐き気と倦怠感が生じ、夜に37.8℃の熱が出た。翌日は39℃まで熱が上がった。3日目にようやく熱は下がったものの倦怠感とリンパの腫れが引かず、仕事に復帰できたのは4日後だった。
Aさんの同僚の医師約20人のうち、15人は過去2回よりも副反応がひどかったという。

 

〇女性看護師B子さん(44歳)は「激痛」に見舞われた。当日の夜は痛みで眠れず、翌朝は体を起こせなかった。接種から2週間経ってもまだ腕が肩から上がらない。
〇女性介護士C美さん(26歳)は痛みに加えて「腫れ」の症状に悩まされた。3回目接種後、彼女の腕は倍の太さになるほど腫れあがった。洋服が着られず、熱湯をかけられたような熱さとひりひりした痛みが続いた。

〇男性介護士のDさん(46歳)は生命の危険を感じた。接種12時間後に体温が39℃まで上昇した。息苦しくてまともに呼吸ができず、入院して酸素吸入をした。普段は130前後の血圧が200に達し、普段は100程度の血糖値が500まで上がった。手足のしびれや目のかすみ、味覚障害などの症状も出て、十日間入院した。

 

〇国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の石英一郎さんは、局所の痛みはあったものの、全身の副反応は2回目接種よりも軽かった。ただし周囲を見渡すと2回目接種と同程度の副反応が生じている人が多いように感じる。

引用:NEWSポストセブン(2022/01/05 19:15配信)「コロナワクチン『3回目接種の副反応がいちばん大変』となりうる背景」

(つづく)

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