パキシル(抗うつ薬:SSRI)の重要な基本的注意(11/15)

 下記の説明書には、パキシル(抗うつ薬:SSRI)の重要な基本的注意が書かれています。文字が小さく、読みづらくて申し訳ないのですが、特に8.3と8.6に注目していただければと思います。

8.3 不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等があらわれることが報告されている。また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されている。患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、これらの症状の憎悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、注視するなど適切な処置を行うこと。

8.6 家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること。(少なくとも私の友人がかかっていた医師は、上記のような重篤な副作用を本人と家族に伝えていませんでした。また薬局から出される薬の説明書にも一切書かれていませんでした。そして服用してから数年後、友人は自殺未遂をしてしまいました。伝えられていたら、家族は服用させなかったことでしょう。)

 ADHD治療薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、睡眠薬を処方されようとされるお医者さんにお願いします。伝えていない方はぜひ重要な基本的注意をご本人やご家族の方に正確に伝えてほしいと思います。

          医療用医薬品:パキシル KEGGデータベースより

月ごとの投稿
うつ・不安症状私の生活