インターネットより引用
2021年4月25日から6月27日まで、TBS系日曜夜9時に放送されたドラマ「ドラゴン桜」で主人公の桜木健一(阿部寛)が、東大専科との勝負に負けた藤井(鈴鹿央士)を笑い者にする校内の生徒たちに向かって言いました。乱暴な言葉でありながら、物事の本質をつく桜木のセリフは、胸を刺すものがあります。
本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつける
どこもかしこもバカばかりだ。お前らがバカなのは、ものを知らないからだ。世の中の実態・仕組みを知らないってことがバカなんだ。
インターネットより引用
世界は未曾有の危機だ。疫病、天災、それによる経済の麻痺、想像をしなかったことが次々と起こってくる。もしかしたら戦争だって起きるかもしれない。かつての常識はもう通用しない。何が起きたって不思議じゃないんだ。
そうなった時、お前らが住んでるこの国は、何が一番必要になってくるか分かるか?『金』だ、『税金』だ。国はな、お前らにバカなままでいてほしいんだ。ただひたすら政府に従い働き続け、金を払い続ける国民であってほしい。
それを別の言葉で言い換えると何だ?
『馬車馬』だ。国は、お前らにただひたすら馬車をひく『馬車馬』であってほしいんだ。
世の中は平等で、自由で、差別なんてない、そう刷り込まれてきた。だが実際はそうじゃない。どんなに努力してもどんなに力を振り絞っても、本質を見抜く力がなければ、権力者と同じ土俵に立てないんだよ。
なぜ社会はこうなっているのか、どんな意図でこの仕組みを作ったのか、本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつける。その時はじめて、『馬車馬』は『人間』になれる。(一部抜粋)
30年間平均賃金は上がらず、生活の苦しい世帯は増える、物価は上昇する、増税をする、防衛費(軍事費)を増やす、軍事衝突の危険性が高まる、自給率が下がる、少子化が止まらない、それにも関わらず小中高生の自殺は先進国トップで過去最高になってしまう、先進国でコロナワクチンの追加接種をしているのは日本だけ、等、私たちを取り巻く日本の環境は、ドラマの中だけではないと思いました。
「本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつける。その時はじめて、『馬車馬』は『人間』になれる。」強く意識したいものです。