大晦日、2020年を振り返って(12/31)

 この記事を書いている時、3時間後には新年を迎えます。今年は何といってもコロナに始まりコロナに終わるといってもよいのではないでしょうか。みなさんにとって2020年はどんな年だったでしょうか。

 私も今から2020年を振り返ってみたいと思います。

 まず一番に挙げるのは、アクセプタンス&コミットメントセラピー(アクト)の勉強を通して、私自身がアクトの効果を実感できたことです。私は日常的な場面で、ネガティブな考えや感情が出てきた時にどう対処し、どう人生を充実させる行動を取ればよいか、意識して生活するようになりました。

 2番目に挙げるのは、当ルームのホームページを私自身の手で更新できるようになったことです。これには、本当にご丁寧に教えてくださる方に巡り合えることができ、その方に感謝しています。

 3番目は、向精神薬の問題について知ることができたことです。6月の最初、何気なく新聞の書籍広告欄に目を向けていた時、向精神薬の本の案内に目が留まりました。

 これまで、医師が処方する薬のほとんどがよく効き、薬に対して何の疑いも持っていませんでした。向精神薬においても同じでした。しかし、新聞の広告欄に載っていた本を見たのがきっかけで、向精神薬についてたくさん調べました。そして調べるうちに、私の知人や知人がかかっていた精神科医のことを思い出すと、向精神薬の危険性に確信を持つようになりました。何の疑いも持たず、精神科医を信じ切っていた私自身をたいへん反省しました。

セルフイメージを持ちます

 人間の脳は、興味を持ち調べている自分を強くイメージすることにより、次から次へと、自分の知りたい情報を得る方法を脳が考えてくれます。これは本当に不思議なのですが、向精神薬に興味がなかったときは、情報を見つけることがまったくなかったのです。

 2021年も、私たちはおそらくコロナと向き合っていかなければならいと思います。しかし、コロナと向き合いながらも、「今この時」何をするべきかを意識し、価値を明確にして必要な行動を取り、人生を充実させていきたいと考えています。

みなさま、良いお年をお迎えください。

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