ダイエットは脳科学コーチング<その4>(2/29)

<もう一人の自分がいる?>

 「お腹がへこんで苦しまずに前屈を楽しくしている笑顔のストレッチャー」と、セルフイメージを変えることによって、私の脳内にあるこれまで眠っていた網様体賦活系(もうようたいふかつけい)(RAS)が活躍しだしました。


<発達障害のサポートより>

 

 網様体賦活系は、自分にとって必要な情報だけをピックアップして取り込む働きをします。興味のないものには注意を向けません。逆に言えば興味のあるものに対しては、網様体賦活系が働きだし、様々な情報を提供してくれるのです。私たちは意識すれば、様々な力を発揮できる可能性があるのです。

 私の場合、まずは毎朝起きたら体重を測定し記録する考えが浮かびました。毎日測定することによって、減っていたらこの調子だと思い、増えていたら食事の内容や食べる時間を調節するのに役立ちました。食事の時間や量、そしてバランスの取れた食事に心がけました。これらのことはRAS(網様体賦活系)が考えてくれます。食事は妻にお願いすれば作ってくれました。妻には本当に感謝しています。

 ある時、とても美味しそうなお饅頭が家にありました。私はそれを見て、「食べよう」と考えました。すると、「やめなさい」という声が聞こえてきたような気がしたのです。妻はいませんでした。それでも私はやめました。

 始めた当初、空腹感を感じた時、「食べたい」といった欲求がよく出てきました。そのような時は、セルフイメージを強く意識しました。意識することで、「その調子」「いいねえ」という声が聞こえてくるような気がしました。実際には聞こえていないのでしょうが。これもRASの働きなのでしょう。

 ただ1週間に1度、好きなものを好きなだけ食べてもよいご褒美の日を設定しました。私はこの日をご宝日(ごほうび)と呼んでいました。当然、翌日はリバウンドをしていますが1日か2日で元に戻りました。

 3週間ぐらい経つと空腹感を覚えた時は、「減量が進んでいていいぞ」と考えるようになりました。食べる時間や量が決まってきました。習慣化されてきたのです。段々これが普段の自分の食生活だと思えるようになってきたのです。
 
 私たちは新しいことを3週間続ければ、それが習慣化され潜在意識が生まれ自然と続けていくことができるのです。コンフォートゾーンが成長するのです。今では、ご宝日も意識することがなくなってきています。

 下のグラフは、私の体重変化を表したものです。30年ぶりに70kg以下になりました。約2か月で6kg減量しました。

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