T:おさるさん、お魚さん、お馬さんがいなかったら、くろぶたさんはどうしますか?【価値の内省化】
C1:めんどくさいと思って、家の前にごみを捨てます。
C2:そうだよ。誰も見ていないんだよ。家の前に絶対に捨ると思います。
C3:怒る人もいないんだから。
C4:でも、やっぱりいけないと思います。
C5:誰もいないところで捨てたら、くろぶたさんはいいかもしれないけれど、おさるさんはとても困ってしまうので、家の前とかに捨てたらだめだと思います。
C6:面倒くさいという気持ちは分かるけれど、迷惑をかけるのはよくないと思います。
C7:それに防犯カメラで見られているかもしれないです。
C8:防犯カメラで見られていると思って捨てないというのは、だめだと思います。
C9:やっぱり、ごみは決まった場所に捨てるのがいいです。
T:それでは、今度は誰もいないところで、くろぶたさんになってごみを捨てに行く劇をしてみましょう。劇を見ている人は、くろぶたさんになったつもりで見ていてください。
「だれもいないな。捨ててもわからない…。」(しばらく考えて、ごみを遠いごみ箱に捨てに行く)
T:ごみ箱に捨てた時、どんなことを思いましたか?
C:迷ったけれど、迷惑をかけないでよかったと思いました。
「・・・。(無言のまま、ごみをしばらく地面の上に置いた後、ごみを遠いごみ箱に捨ていに行く)」
T:ごみ箱に捨てた時、どんなことを思いましたか?
C:川に捨てなくてよかったと思いました。
「だれもいないけれど、ごみ箱に捨ててこよう。」
T:ごみ箱に捨てた時、どんなことを思いましたか?
C:きまりを守れてよかったです。
T:(全員の子どもたちに)くろぶたさんは、ごみをごみ箱に捨てた時、どんことを思ったのでしょう?【価値の主体的自覚】
C1:ごみは重くてすぐに捨てたいと思ったけれど、迷惑をかけなくてよかったです。
C2:きまりを守ることができて嬉しかったです。
C3:めんどうでも、守れてぼくはすごいなと思いました。
C4:これからも、ごみはゴミ箱に捨てるようにしようと思いました。
T:今日の「くろぶたのごみすて」の勉強で思ったことを書きましょう。