ウクライナでの戦争が始まって1年-主要メディアではゼレンスキー大統領は善?、プーチン大統領は悪?-(2/25)

コロナワクチン推進の報道しかしない主要メディア

 

 残念ながら未だに戦争が終わりそうにありません。新型コロナワクチン接種やマスク着用と共にロシアによるウクライナ侵攻について、考えさせられる1年間となりました。
 テレビなどの主要メディアはワクチンの効果や安全性を強調し接種推進ばかりを報道してきました。その半面、ワクチン遺族会の訴え、ワクチン後遺症の症状、ワクチンに反対する研究者や医師、超党派の国会議員の意見はほとんど報道されませんでした。

 ワクチン接種推進に不都合な内容を報道しない姿勢は、先の戦前戦中のメディアと変わっていないと思いました。先の反省を生かしてメディアは中立性を保ち、それぞれの立場の考えや意見を等しく視聴者や読者に提供するのが、メディアの役割ではないでしょうか。
 
ウクライナ寄りの報道しかしない主要メディア

<描かれているのは「おばあさん」でしょうか、「若い女性」でしょうか>
 正解は一方に固執しなければ、「おばあさん」「若い女性」の両方に見ることができます。
出典:「アファメーション」ルー・タイス著 
苫米地英人監修 田口未和訳(フォレスト出版)

 同じように、ロシアによるウクライナ侵攻においても、ウクライナ寄りの報道ばかりです。一方の立場を擁護する報道の仕方は、コロナワクチンの報道姿勢からも何かが隠されているのでは、と考えた方がよいと思いました。
 一方の立場を擁護する情報を何回も見たり聞いたりすると、それが当然のように思えてきます。そして他方の立場を受け入れようとしなくなってしまうのが人間の習性です。一方しか見えなくなる状態のことをスコトーマ(心理的盲点)を築く、といいます。
 左(スマホでは上)のイラストのように物事の異なる側面からも見える「異なるものの見方」は、多くの可能性を開くことが期待できます。

心理学者 ルー・タイス
出典:「アファメーション」ルー・タイス著 苫米地英人監修 田口未和訳(フォレスト出版)

 心理学者のルー・タイスは著書「アファメーション」(フォレスト出版)で、
「スコトーマは友情を壊し、結婚を失敗させ、国家を戦争に導きます。それぞれの側が、『きみはいったいどうしたんだ?目が見えないのか?』と考えています。率直に言えば、答えはイエスです。誰もが盲点を持っています。スコトーマを理解すると、人生のより多くの選択肢と機会が見えるようになります。これをビジネス、子どもたち、パートナー、クライアント、友人、仕事、そして自分自身に対する見方に取り入れていきましょう。」
と、述べています。
 主要メディアが報じない国際情勢に関する本を2冊紹介します。ロシアがウクライナに進行した理由などが書かれています。陰謀論だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一読していただければ幸いです。

出典:「日本人が知らない世界の黒幕」馬渕睦夫著(SB書店) 

左(スマホでは上)同

出典:「いま世界を動かしている『黒いシナリオ』」及川幸久著(徳間書店)

左(スマホでは上)同

 

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