16時間断食のすすめ(5/18)

出典:【医師監修】16時間断食を成功させる3つの基本ルール

 前回、mRNAワクチン”解毒”のための処方箋をお伝えしました。今回はそのうちの「16時間断食のすすめ」をお伝えします。これはワクチンの解毒ばかりではなく、糖尿病の治療法としても有効です。ワクチン接種の有無に関係なくどなたにでもお勧めできる健康法ですので、紹介させていただきます。

オートファジー

出典:細胞が自分を食べる「オートファジー」病気にも深くかかわる生命現象の謎に迫る

 オートファジーとは、「自食作用」のことで、細胞内で異常なたんぱく質が蓄積した際に、それを分解して細胞内を正常に保つ作用のことです。このような食作用は細胞内でも起こり、傷害された細胞が健常なマクロファージ(貧食細胞)に食べられて除去されます。いってみれば、元気な細胞が傷ついた細胞を排除して、生体内の恒常性を保つ細胞学的な手術が行われているのです。

「断食」はオートファジーを促進させる

 餌がなければ共食いを始めるのが生物の基本です。細胞による”共食い”ともいえるオートファジーは、体内で栄養が枯渇してきた際に活性化されます。イスラム教のラマダンや仏教などで行われる断食行は、感染症対策から進化してきた宗教的儀式であり、これが教えとして続いてきたものです。スパイクで自己免疫的に障害された細胞を、この仕組みで排除できます。

お勧めの16時間ファスティング

 夕食は19時頃までに済ませ、その後は何も食べずに就寝します。翌日の朝食は食べずに、昼頃まではお茶やミネラルの入った水分補給にとどめます。そして昼にはしっかり食事をとります。これなら朝食を抜くだけですから、それほど苦労せずに16時間の断食が実行できます。お金もかからない上に食べる量も減るので、経済的でもあります。

 私も実践しています。私の場合、お昼はご飯は超大盛です。主にプロテイン、納豆、魚でたんぱく質を摂ります。野菜もしっかり食べます。夕食はご飯などの炭水化物は摂りません。プロテインを飲み、魚、肉、野菜を小量摂り、19時まで有機カテキン茶やコーヒーを飲みます。1週間に1度、自分へのご褒美として、パンや麺類などの小麦粉製品、アイスクリームやチョコレートなどの砂糖製品、ビールなどのお酒の日を決めています。

 おかげさまで、ここ数年熱を出しことがありません。標準体重を保ち、血液検査、血圧も正常です。病院代や薬代がかからず経済的です。

「きょうから始める コロナワクチン解毒17の方法」井上正康著(方丈社)より引用

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