今日8月15日は終戦の日(終戦記念日)です。戦後75年が経ちました。先の大戦では約310万人が犠牲になりました。私は戦後8年たって生まれました。ですから戦争は体験していません。
しかし子どもの頃、片腕だけしかない人や片足だけで歩くのが不自由な人の姿を見かけたことがあるのを覚えています。「どうして腕や足がないのかな?」と不思議に思ったものでした。
下の写真は、東大大学院の渡邉英徳教授と、広島市出身の東大1年生の庭田杏珠さんがAIを使ってカラー化した写真です。カラー化することでより一層リアルに感じられます。先の大戦が風化されていくことが今、懸念されています。
1945年4月5日。硫黄島において、アメリカ軍に投降する日本軍兵士
1945年4月12日。知覧飛行場にて。特攻に向かう穴澤利夫少尉の「隼」を見送る知覧高等女学校の生徒たち
1945年5月26日、子犬を抱く特攻隊員。中央が荒木幸雄伍長。鹿児島の万世飛行場にて、出撃予定時刻の2時間前に撮影。悪天候のため翌日出撃、戦死した
1945年6月25日。沖縄で米軍に投降する「白旗の少女」比嘉寛子さん
人類が永遠に存続していくことこそが、現在を生きている私たちの一人ひとりの共通の目的になるのではないでしょうか。そのためにできることから始めていきたいと思っています。
ハフポスト日本版