大阪府 吉村知事
大阪府知事は、3日、全国の感染 約3ヵ月ぶり600人超のと報道を受け、「オミクロンの波が来る。高齢者の3回目接種を早め早めに進めるべき。現時点で大阪府のオミクロンの(疑い例を含む)陽性者は約200人、重症者は0人」と述べています。
データが示す弱毒化の根拠
更に現代ビジネスの「データが示す弱毒化の根拠」を引用します。オミクロン株発祥の南アフリカではすでにピークアウトしているが、欧米では感染拡大が進んでいる。これらの国のデータを見ると、感染力はデルタ株などより格段に強い(感染者数の増加スピード、図での傾きが大きい)が、弱毒化している(重症者や死亡者はほとんどなく、かなり少ない)のが素人目にもわかる。
特に、先行例の南アフリカでは、オミクロン株以前で致死率(感染者数に対する死亡数)は3%程度あったが、オミクロン株では0.4%程度と低くなっている、毒性について、オミクロン株と季節性インフルエンザとの差はどうなのか、是非専門家の意見を聞きたいものだ。ちなみに、インフレエンザの致死率は超過死亡からみると0.1%程度である。
各国のデータを見ると、変異株が出ると新たな波になるが、徐々に感染者数の波は大きくなっているが、死亡者数の波は小さくなっている。感染症ウイルスの基本原則であるが、変異を繰り返すと感染力は強くなるものの弱毒化していっている。私見では、変異による弱毒がこのまま進むとワクチンとの差異はどうかという疑問にもなってくる。
第6波の予測
その上で、現時点での日本でのオミクロン株による第6波がどうなるのかを予測してみたい。今のところ、利用できるデータはピークアウトした南アフリカなので、それを参考にすると、1日の新規感染者数は従来株を凌駕するが、致死率は大きく下がる。となると日本では、1日の感染者数のピークは3万人を越えるが、致死率は0.2%程度以下にとどまるだろう。
このまま弱毒化が進めばワクチンを接種する必要性があるのかといった疑問が更に出てきます。南アフリカでのワクチン接種者は25%であるにもかかわらず、オミクロンでの致死率は0.4%です。ワクチン接種後、70から80%の人に何らかの副反応が出ると言われています。3回目接種後に4割の人に37.5℃以上の発熱があり、2割が38℃以上だったのです(1/7参照)。ワクチンを接種するということは人体実験をしいているようなものだと考えます。
今重要なことは
①バランスのとれた食事をとる、適度な運動をおこなう、十分な睡眠をとる、ことで免疫力を高める。
②うがい、手洗い、必要に応じて消毒やマスクをしたり、不要な外出を避けたりして、感染対策を十分にとる。
ということではないでしょうか。
引用:現代ビジネス「データが示す弱毒化の根拠」配信