財務省<インターネットより引用>
米価の高騰に伴い財務省は輸入米を増やそうとしています。政府の備蓄米を放出しても価格が下がっていないのが理由ですが、財政負担を軽減させることも狙っていることがいかがなものか、と思いました。
これまで減反政策を進め、農業人口が減少し、荒れた耕作地が増え、食料自給率を38%にまで落ち込ませ、自給率100%だった米まで輸入を増やそうとしているのですから、由々しき事態に陥っていると思います。
食料自給率の推移(1960年~2019年)<動画グラフ>
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米の自給率の推移グラフ - 検索 動画
米価の高騰を招いた農政の責任を取るのが、主食用の輸入米を増やし米価を安くすることなのでしょうか。私は違うと思います。国民に安い輸入米を食べさせるのではなく、政府はこれまでの農政を見直し、何とかして国産米を安くして国民に食べてもらおうとすることが責任の取り方ではないでしょうか。
この案を提言したのが農水省ではなく財務省なのですから、財務省の影響力は相当なものがあると思いました。財政負担軽減を狙っていることにも怒りを覚えました。記事には農家の反対も予想され、実現するかどうかは不透明と書かれています。農家の方々ばかりではなく、みんなで協力して反対していければと思っています。
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