うつは薬ではなおらない、救うのは食事(12/16)

 精神科医である宮島賢也医師は著書「うつが消える食事」(アスコム)で、ご自分も長くうつで苦しんだ一人だと言っています。7年間処方薬を飲み続けましたが、うつ状態はよくならなかったそうです。その間、精神科医として患者さんに同じように薬を処方しましたが、ほとんどの患者さんを治すことができなかったそうです。

 そこから分かったことは、うつは薬では治らないということです。薬を飲めば不安や落ち込みが麻痺しやすくなりますが、対症療法ですから、寛解しても再発が多いと宮島医師は言っています。そして、何年も何十年も薬を飲み続けることになり、強い副作用に悩まされることになる可能性が高くなってしまいます。

 向精神薬を使わずに精神症状を改善しようとしている医師に共通しているのは、食事を見直すことです。

 宮島医師の場合は、①毒なる食べ物はできるだけ撮らない→果実と生野菜、玄米の食生活にする、②溜まった毒はすぐに外に出す→水をたっぷり飲み、午後8時以降はなるべく食べない、の2点でした。実際は肉や野菜を食べてもかまわないのですが、果実と生野菜なら、好きなだけ食べてもよいというルールにしたそうです。満腹感も得られると思いました。

 体に毒を溜めない食事は、脳の状態に大きな影響を与える腸を整える食事であり、脳に栄養を与える食事なのです。食事が脳に栄養を与えるということは、これまで紹介してきました銀谷医師、内海医師、内山医師、井原医師も言っています。

参考文献:「うつが消える食事」宮島賢也著:アスコム

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うつ・不安症状 2020年12月
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