戦後76年、戦争を知らない大人たちが増えました(8/15)

15日午前、千鳥ケ淵戦没者墓苑で手を合わせる人たち
© 時事通信 提供 >より

 今日8月15日は終戦の日(終戦記念日)です。戦後76年経ちました。政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、天皇、皇后両陛下や菅義偉首相、遺族らが参列しました。天皇陛下はお言葉で、今年も「深い反省」との表現で追悼の意を表し、感染拡大が続く新型コロナウイルスにも言及されました。私もこの場を借りて、戦争で犠牲になられたすべての方々に、心から哀悼の意を表します。

田中角栄
<Wikipedia>より

 戦後76年経ち、戦争を経験している方が少なくなってきました。内閣総理大臣(第64・65代)だった田中角栄氏は周囲の人たちに、「戦争を知っている俺たちの世代が政治の第一線にいる間は大丈夫だと思う。しかしそうでない世代になったときの日本の政治がどうなるか、心配だな」と語っていたそうです。田中元総理は自分が実際に体験したことで、戦争の悲惨さを痛感していたからでしょう。


<忘れてはならぬ80年前の戦争№5>より
吉野山隆英氏 東京大空襲「報われぬ犠牲」

 田中元総理ばかりではなく、戦争を体験した方々はみなさん、戦争をしてはならないとの考えをお持ちです。本当に辛い体験をされてこられたのだと思います。だからこそ、戦争の悲惨さを後世に伝えることを使命とされているように思います。

 76年経った現在、各国指導者のほとんどは戦争を体験していません。そして、各国間では以前にもまして、至る所で緊張が高まってきているように思います。「歴史は繰り返す」とよくいわれますが、それは人間の寿命と関係しているようです。悪しき歴史も悲惨な過去も、それを実際に体験した人たちがこの世からいなくなることによって、貴重な体験が忘れ去られたり薄まったりしてまた同じようなことを繰り返すからです。

アルベルト・アインシュタイン
<Wikipedia>より

 原爆誕生を終生後悔したアインシュタインは、「この世に無限なものが2つある。宇宙と人間の愚かさだ。宇宙の方は断言できないが…」アインシュタインは、人間の愚かさも「断言できない」と言いたかったのでしょう。
 田中元首相も、戦争の知らない世代が政治の中心になった時を心配していることは、その世代が戦争をする可能性があるということです。田中元首相の心配を現実なものとしてはならないのです。

 過去の歴史からも、戦争を始めようとする指導者は巧みにその必要性を説いています。しかし、どんな理由があっても戦争をしてはならないのです。
特に、現在は核兵器を使ったら人類が滅亡してしまうかもしれないのです。

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