新型コロナウィルスで非難にさらされるパチンコ店勤務の方(5/21)

 自治体の休業要請・指示に従わず営業を続けるパチンコ店が非難されました。県境を越えて店を訪れるお客さんも問題視されました。ある女性が勤務するパチンコ店は要請を受けてすぐに休業したそうです。その前から店員さんはマスク必着、遊技台の間隔も1台ずつ空けて「密」にならないように、感染予防策も取っていたそうです。

 ほとんどのパチンコ店は休業したのに、一部の店が営業しただけで業界全体が「悪」と見なされました。「許せない」「何をしているのか」世の中はバッシング一色になりました。女性は、「国民のストレスのはけ口にさらされている。『魔女狩り』のようで恐怖を感じる。」と、新聞社に話しました。「家族の命を守ってくれているのは、国でも自治体でもなく、社会からバッシングされているパチンコ店なのです。」と女性は続けました。

 「このまま仕事を続ければ世間から白い目で見られるかもしれない。怖いから辞めてしまおうか。でも、今はこの仕事しかできない…。」気持ちは揺れているそうです。女性は、氏名や住所を明かさない条件で新聞社の取材に応じているところから、女性の置かれた状況の辛さを感じないではいられません。

 人は不安が増幅すると、第2感情の怒りが湧き起り、正義感から社会的秩序を守らせるような行動を取りがちになります。そこには相手のことを考える余裕がなくなってしまいます。ここで重要なことは、不安が増幅している状況であればあるほど、何か起こった時にこそ、その状況から一歩下がって自分の高まった感情を置いておく心のスペースを作りたいものです。そして、今、必要なことは人を非難することなのか、それとも、自分の人生をより充実させていくための行動をマインドフルにとるのか、考えていきたいと思います。

                            2020/5/19 16:00 非難集中「まるで魔女狩り」パチンコ店勤務の女性 思いを吐露 株式会社長崎新聞社より

 

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