知らずに決められようとするパンデミック条約(4/18)

WHO
<インターネットより引用>

 大手メディアではほとんど報道されていないパンデミック条約が、5月のWHO(世界保健機関)総会で正式に採択されようとしています。
パンデミック条約というのは、新型コロナウイルス感染拡大の教訓を踏まえ、世界の感染対策を強化することを目指した国際条約です。 
 聞こえは良いのですが、以下のような問題点が挙がっています。
①次なるパンデミックに備え、締結国が迅速なワクチン接種体制を構築させることに主眼を置いている。
②勧告に対する強制力の変化について「恒久的、一時的な勧告から『拘束力のない助言』の”拘束力のない”という部分が削除されている(第1条)。
③第一項第一条にあった「個人の尊厳、人権、基本的自由を十分尊重して」という文言が なくなっている。
④緊急事態の判断は締結国の合意なしで事務局長判断で発出できる(第12条)。
⑤パンデミックが起こるとの想定でパンデミック宣言が出せる。
⑥ワクチン接種履歴等健康に関する書類のデジタル化を推進する(第18条他)。
 2020年から本格的に新型コロナウィルスの感染拡大が見られ、WHOのパンデミック宣言が発出されました。それに伴い、政府、大手メディアの異常と思えるような接種推進が4年間も続きました。ワクチンパスポートも検討されました。
拘束力がなくても、マスク、消毒、外出自粛、が呼びかけられてきました。ワクチンは多い方で8回接種しました。その結果、世界ではもう終わっているのに日本だけはまだコロナが続いています。10波も襲ってきた感染拡大、超過死亡、戦後最大の薬害と言っても過言ではないワクチン被害を、私たちは経験しました。
 

上段:ビル・ゲイツと武見敬三前厚労大臣
下段:武見敬三前厚労大臣とテドロス事務局長

 それにも関わらず、パンデミック条約の内容はワクチンを更に接種させようとしているように思いました。新型コロナウィルスの人工説を多くの研究者が指摘しています。次のパンデミックはいつ襲ってくるか分からないといっていますが、すでに計画的に次のウィルスが作られ、それに連動したワクチンが作られているかもしれません。そして、今回のmRNAワクチンと同じように十分な治験を行わずに緊急承認をしてしまうかもしれません。

 パンデミック条約を推進している人たちは強制力はないといいますが、「拘束力のない」「個人の尊厳、人権、基本的自由を十分尊重して」が削除されていることにより、ワクチン接種を強制したりデジタル化により個人のワクチン接種歴を把握したりする怖れがあります。
 このような危険性があることを国会で審議されたのでしょうか。また、パンデミック条約についてNHKを始めとする大手メディアはほとんどといってよいほど報道していません。私たちの知らないところで、私たちの生活に制限がかかり生命が脅かされるかもしれないことが決められようとしているところに、怒りを覚えます。
 私はパンデミック条約に反対します。
月ごとの投稿
新型コロナワクチン