カタバミ
前回の小さな黄色い花の名前を教えていただきました。ありがとうございました。
「カタバミ」という名前でした。早速調べてみました。カタバミは(酢漿草、片喰、傍食、学名: Oxalis corniculata)はカタバミ科カタバミ属の多年草です。葉は、ハート型の3枚が尖った先端を寄せ合わせた形です。春から秋にかけ黄色の花を咲かせます。花びらは5弁です。日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴です。地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろします。匍匐茎(ほふくけい)をよく伸ばし地表に広がるため、繁殖が早いそうです。
人間とのかかわりでは、全草は酢漿草(サクショウソウ)という生薬名であり、消炎、解毒、下痢止めなどの作用があるとされています。臨床実験で肝炎にも効果があったとの報告もあります。
七つ酢漿草(ななつかたばみ)
片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種です。繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられました。十大家紋の一つに数えられます。 左の家紋(スマホでは上)は戦国大名の長宗我部元親など土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」です。
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