以下はフェイスブックの私のお友だちの投稿文です。(原文のママ)
先日、小学校四年生の時に担任から
支援学校へ繋がれ、お薬漬けにされ
子供さんの未来を閉ざされそうになった
お父さんが山口からcafeにいらして
お礼を言われました。
お父さんとの出会いは五年前です。
この子は少しづつ断薬されて
今年二十歳を迎えました。
高校一年の時に担任から
言われた言葉
「就職は難しいので将来は
ご家庭で子供さんを見守って下さい」
でした。
しかしこの子は今!
車の免許とリフトの免許を取り
会社で手取り20万円ものお給料を
貰って頑張っています
「お薬漬けにならなくて
本当に良かったです」と
言われました。
全て大人の都合で
子供を枠に嵌め込み
そこから少しでもはみ出すと
「病気」に仕立て上げる社会
子供の問題行動に様々な
病名を付ける事で誰かに責任を
押しつけているだけの事です
それでは隠れた問題は
何も解決しません。
問題から目を背けては
いけません。
安易にお薬に繋ぐ学校現場(教師)や
親の責任はとても重いと私は
感じています。
子供を管理するのでは無く
子供の個性をゆっくり見守り育て
共に育ち合う社会であって欲しいと
私は心から思っています。
次は結婚だね
健ちゃんの幸せを祈っています。
内田葉子医師は、「発達障害の薬の有効性を調べた研究のうち、『効果あり』としている論文は多数あるものの、短期的な調査ばかりです。数年以上の長期的な効果についてははっきりしていません。3年ほど追った論文では、クスリを飲んだ子と飲んでいない子で、症状に差はなかったという結果も出ています。」と述べています。また、薬に頼らない精神保健を実現したいと考えているはんがいえみさんは、「少なくとも、私が知る多くのケースでは、子どもの頃から精神薬を飲んで来た人は薬剤性統合失調症まっしぐらです。」と述べています。
投稿文に登場している健ちゃん、もし精神薬を飲み続けていたら高校1年の担任の先生が言っていたように、就職は難しく家から外に出られない状況になっていたかもしれません。精神薬は脳に作用して依存性があり断薬をするのは難しかったかもしれませんが、断薬を継続することによって健ちゃんが本来持っている力が発揮されて現在は就職しているのですから、断薬をして本当によかったと思います。