代謝の歯車をスムーズに回すには(その3)(9/25)

魚、肉、卵、大豆を食べましょう

 今度は下図で、葉酸回路につながる右側の回路に注目してください。

 これはメチオニン回路と呼ばれるもので、葉酸回路とはMTRという酵素を介してつながっています。名前のとおりメチオニンという物質が必要な回路です。メチオニンはたんぱく質の構成成分であるアミノ酸の一種です。これは体内で合成されない必須アミノ酸なので、たんぱく源である魚、肉、卵、大豆などをとっていないと、この回路を回すことができないのです。

 また、メチオニン回路ではAM(サム)(S-アデノシルメチオニン)というたいへん重要な物質がつくられます。SAMはエネルギーの産生や有害物の解毒などのほか、遺伝子のスイッチオン、オフのためにも重要な働きをします。発達障害の子どもたちは、このSAMが円滑につくられない場合が多いことが知られています。

 上図にはありませんが、メチレーション回路にはアミノ酸の一種であるトリプトファンやチロシンなども必要です。これらを材料として神経伝達物質のセロトニンやドーパミンがつくられます。メチオニン、トリプトファン、チロシンなどのアミノ酸は、魚介類、肉類、大豆製品、卵などを食べないと、なかなか摂取できません。


<【全然食べない!】発達障害児の偏食が飛躍的に改善する3つの対応方法>より

 発達障害の子どもたちの中には、偏食が激しく、甘いものやパン、ご飯しか食べないという子どもが多く見られます。糖質(炭水化物)だけの食生活を送っていたらますます代謝が悪くなり、発達障害の症状もそれに伴う身体症状も悪化することが心配されます。

参考文献:「発達障害にクスリはいらない」著者:内山葉子・国光美佳 マキノ出版

 

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