2022年7月22日配信のNEWSポストセブンは、以下のように掲載(抜粋)しています。
4回目接種は感染予防効果が低いうえ、医療界からはこんな声も聞こえる。
「ワクチンが感染者を減らすのではなく、ワクチンにより感染者が増えたと思われます」
驚きの指摘をするのは『「副作用死」ゼロの真実』(ビジネス社)や『新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人』(小学館)の近著がある医師の近藤誠さんだ。
「そもそもワクチンに感染予防や重症化予防の効果があるか疑わしい。それどころか3回、4回とワクチン接種を重ねるごとに、新型コロナやほかの病気に罹りやすくなる恐れがあるのです」(近藤さん)
ワクチンで逆にコロナに罹りやすくなるとは、一体どういうことなのだろうか。
変異ウイルスに対する備えが手薄になる
キーワードになるのが「抗原原罪」という免疫学の理論である。
「最初に打ったワクチンの対象とするウイルス(抗原)の記憶が免疫システムに残り、その後、ワクチンを打っても最初のワクチンが対象とした抗原に対する免疫しか強化されないことをいいます。これはインフルエンザワクチンで見られる現象です。インフルエンザウイルスはコロナウイルスと同じRNAウイルスで、変異が非常に速いため、毎年、流行を予測した新しいワクチンを打つ必要があります。
ところがインフルエンザのワクチンを打っても、最初に打ったワクチンでできた抗体だけが増えてしまい、変異したウイルスに対する抗体は上がらない。そのため、その年に流行するインフルエンザに罹ってしまう。これは抗原原罪の作用が働いたためと考えられます」(近藤さん)
旧約聖書のアダムとイブが禁断の木の実を食べてしまった罪を「原罪」と呼び、人間はその罪を背負って生きるとされる。免疫システムにも、そうした「原罪」が刻み込まれているというわけだ。抗原原罪はコロナのワクチンでも見られるという。
「コロナでは、2回目も3回目も4回目も初回接種と同じワクチンを打っています。すると初回のワクチンが目標とした免疫細胞はひたすら強化されますが、変異ウイルスに対する備えが手薄になります」(近藤さん)
出典:NEWSポストセブン(2022年7月22日配信)
4回目まで同じワクチンを接種し続けることにより感染のリスクが増し、感染する人が増える結果になっています。皮肉なことにワクチンを接種することで感染は収束しにくくなっているように思います。1回目2回目の時は、これで人に感染させることはないし自分も感染しないと思っていたのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。