定年後11年目のスタートに当たって(4/7)

 2024年度(令和6年度)がスタートして7日が経ちました。小中高大学生は進級し、社会人の方々は新しい年度とあって希望に満ちていると思います。かくいう私も定年後11年目になりますが、新しい仕事をいただいて希望に満ちています。

 仕事をさせていただくことはたいへん嬉しいことですが、これは現在日本が戦争をしていないからです。先の大戦で日本が戦争をしていた時、本当に悲惨な状況になりました。現在、世界に目を向けて見るとイスラエルとハマスの衝突、ロシアとウクライナの衝突、中国と台湾の緊張関係、北朝鮮のミサイル発射回数の増加、日本では防衛費(軍事費)の増加、など緊張感がたいへん高まってきているように思います。

2024年4月1日付 朝日新聞より

 人類滅亡まで90秒「終末時計」の残り時間が過去最短に

 この時計は、米科学誌「原子力科学者会報(BAS)」が毎年発表しているものです。真夜中の零時を人類滅亡の時とし、世界がそれにどれだけ近づいているかを示しています。私は2年前の2022年1月にも「終末時計」を投稿しましたが、その時は100秒でした。また短くなってしまいました。

 私たちはこの現実としっかり向き合うことが大切だと思います。人は自分に都合の悪いことや怖いことは避ける傾向にありますが、向き合うことで自分にできることは何かが自然と浮かんできます。1人ひとりが向き合えば90秒から1991年冷戦終結の17分前にまで戻すことができるでしょう。 

 11年目のスタートに当たって、仕事をさせていただく幸せをかみしめながら、人類に戦争のない平和な日々が訪れ、永遠に続いていくことを強く願って生活をしていきたいと思っています。
「終末時計」残り90秒、2年連続で過去最短 新たな核開発競争を懸念 - BBCニュース
人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の残り時間が23日、2年連続で過去最短の「90秒」となった。新たな核開発競争やウクライナでの戦争、気候変動、人工知能(AI)の悪用が→ 続きはこちら
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