大谷翔平選手
<インターネットより引用>
現在、メジャーリーガーとして大活躍している大谷翔平選手。大谷選手は、これまで投打の持っている力をいかんなく発揮してきましたが、私は大谷選手の笑顔、パートナーの女性や愛犬に対して優しく接している姿を見ていると、大谷選手は底抜けに明るいポジティブ志向な人間性を持っていると思いました。そして、大谷選手のこのポジティブ志向はどのようにして築かれたのか、興味を持ち、子ども時代を調べてみました。
子どもの選択に任せる
本人が好きなこと、望むことを親は何よりも優先させていたようです。大きな決断もそっと見守りました。
◎(本人の言葉)「母は、僕のやりたいことを僕のやりたいようにやらせてくれた」
◎(母の言葉)「夫も私も子どもの人生の選択には口を挟みません」
◎(父の言葉)「メジャー行きを宣言したのも、日本ハムを選択したのも息子の意志、自分が納得する方向に進むのが一番です」
結果よりも楽しむことを優先
お父さんはリトルリーグの監督でしたが、野球漬けのスパルタではありませんでした。結果を求めて本人を追い立てることはせず、「好きな気持ち」を大事に、楽しむ様子を見守っていました。
◎(父の言葉)「野球って楽しくなきゃいけない、やり過ぎて嫌になってしまってはよくない。めりはりは大事にした」
◎(母の言葉)「私は結果より、チームの皆さんと楽しそうに戯れている姿を見る方が嬉しい」
叱られたことがない
ほとんど、怒ったことがないという両親。子どもを信頼していればこそ。その信頼感が伸び伸びとした性格を育み、好奇心ややる気につながります。
◎「父には、末っ子(翔平)を『叱った』記憶がほとんどない」
◎(父の言葉)「私たち親がガ~ッと怒らなければいけないことが、考えてみると本当になかったと思います」
リビングですごす
コミュケーション力も高いと言われる大谷選手。チームメイトや先輩、多くのファンに愛されるキャラクターは、家族と過ごす時間の中で培われたようです。
◎(本人の言葉)「兄と共同の部屋が二階にあったんですけど、実家にいた時はリビングにずっといた感じです」
◎(母の言葉)「我が家は玄関からリビングを通らなければ自分の部屋にいけないので、いつも家族が見えるところにいました。みんなここでご飯を食べて、ここで勉強して、ソファーに移動してテレビを観て、そして寝る感じでした。子ども部屋は一応あったんですけど、ほとんど使っていなかったですね」
親自身が楽しむ
子どもは親の気持ちや姿勢に敏感です。親も一緒に楽しむことで競技がもっと好きになり、がんばる気持ちにつながります。
◎(父の言葉)「会社の飲み会や友達との付き合いはしなくなりました。でも、子育てのために無理してそうしたわけではなく、息子たちと野球をやっている方が僕自身も楽しかったんです」
①子どもの選択に任せる、②結果よりも楽しむことを優先、③叱られたことがない、④リビングで過ごす、⑤親自身が楽しむ、大谷選手が経験したことはポジティブ志向が見事に潜在意識に形成されていると思いました。そして、必然的に大きな目標を自分で設定することができるようになります。特に叱られたことがないと、たとえ失敗したとしてもすぐに立ち直り前向きになっていくことができます。
<kodomoeより引用>