※インターネットより引用
昨年の8月25日に道の駅で購入した5kgのお米が2,700円でした。約8ヶ月後同じ道の駅では4,200円でした。なんと1,500円以上値上がりしていたのです。2,700円でも高いと思っていたのに1.55倍になっていたのです。私は異常事態だと思いました。
農林水産省は備蓄米を放出しましたが、米の値段は下がりません。牛丼チェーン店の吉野屋と松屋は外国産米と国産米を混ぜたブレンド米だそうです。すき家は国産米だけで提供していますが値段が上がりました。イオンはカリフォルニア産8割と国産2割のブレンド米を販売しました。5kg換算で3750円だそうです。国産米より1割ほど安くなっています。
イオンがブレンド米を販売するきっかけとなったのはお客からの声だったそうです。
「お客様の声で、倍の値段のコメは食えませんと書いている。味をとやかく言っている場合ではない。もはや待てない。庶民でも買える安定価格のコメをイオンさんで手がけてもらえないか。この声をたくさんいただいて、私たちもきちんと対応しないといけない」と、イオンの土谷美津子副社長は言っています。
多くの人は安い米を求めていることがよく分かります。2年前の2023年4月の全国平均は2,045円でした。2年前はイオンのブレンド米よりはるかに安かったのです。
米だけは自給率100パーセントでした。それが政府の減反政策により100パーセントも危うくなってきています。妻の実家の南房総市でも耕作地だったところが荒れ地になっています。
2週間ほど前の3月30日、149年ぶりに令和の百姓一揆が東京で行われました。米は高くなっても農家の方々はたいへん困っているのです。このままでは日本の農業は衰退の一途をたどっていきます。農作物の自給率全体が38%、米の自給率100%も危うくなってきている現在、日本の農政が明らかに間違っている証です。
米は日本人の健康的な主食なのです。

米国産8割、国産2割のブレンド米 イオンが販売開始 5kgで約3750円(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
イオンが新たなブレンド米の販売を始めました。カリフォルニア産8割と国産2割をブレンドしています。どんな味なのでしょうか。