はんがい えみ さんの「お母さん、子どもの脳を守って!」Amebaブログ(薬に頼らない精神保健を実現したい)を紹介します。
子どもの頃から、精神薬を飲まされて来た若者が、うちの職場の作業所にも来ますよ…。
私の職場の利用者さんたちは、社会人になってから症状が出て、入院したり色々あって、急性期が落ち着いたら作業所で働く、というケースが今までは断然多かったんですが。
最近は子どもの頃から精神障害者としてお薬を飲んできて、一度も働かずに大人になった若者が何人か来てます。みんなほぼ経緯は決まっていて、初めは発達障害と言われてたんだけど、薬を飲んでいるうちにいつのまにか統合失調症に病名が変わってるんです。
子どもの脳の神経は、脳の中の髄鞘(ミエリン鞘)の一部がなく、それは絶縁体のない電線のようなもの。子どもの記憶力に大人が到底敵わないのは、「子どもの脳の神経が大人と違って剥き出しになっているから」だということを、最近知りました。
剥き出しの電線のような神経だから、記憶力は抜群だけど、大人より些細な刺激にも敏感だし、怖い目に遭えば生涯忘れられないトラウマになることもある。子どもに優しくしてあげなきゃいけないのは、脳科学的にも当たり前のことなんですね。
そんな大事な時期に、大人にですら害になり得る精神薬を飲ませたらどうなるのか…。子どもの脳の中で何が起きているのか、専門的なことは私には分かりませんが…。少なくとも、私が知る多くのケースでは、子どもの頃から精神薬を飲んで来た人は薬剤性統合失調症まっしぐらです。
発達障害の多くのケースは脳の発達が「遅れている」だけなので、本人の成長をゆっくり待っていれば、成長するし、子どもの脳の特性上、叩いたり、厳しく大声で叱ることはどうやら逆効果のようです。(この辺は、私も親として気を付けたいと思います。)
今の子たちは、「大器晩成」することすら許して貰えない。本人の成長を待つことを諦めて服薬してしまえば、脳の成長を阻害し、破壊し、子どもの人権、心まで傷付けます。
…その服薬、本当に必要ですか?
お母さんが、学校や医師とのやりとり、夫の無理解など、色んなものの板挟みで心が擦り減り、極限まで追い詰められていることが多いのは分かります。私も母親ですから。
以上ブログより
子どもに向精神薬を少しでも飲ませただけで、脳に損傷を与えてしまう可能性が出てきます。(ルームだより3/28,4/8,4/10,4/11参照)向精神薬で一時的に改善しているかのように見えても、それはあくまでも一時的なのです。そして、脳に深刻なダメージを与えている可能性があるのです。
はんがいさんは、母親の立場から向精神薬の怖さについて述べられており、心底子どもを守りたいといった切迫感を感じました。