配信のデイリースポーツによりますと、元プロ野球選手の清原和博氏は、現在も覚醒剤の後遺症に苦しみ続けているとのことです。清原氏は次のように述べています。「覚せい剤はとんでもない怪物で、5年たってもなお、僕を襲い続けている。後遺症として」と、覚醒剤の恐ろしさを訴えています。
「本当のリアルは後遺症がひどくて、手の震えが止まらない。耳鳴りがずっ としている。眠れない。うつ病を患って5年目」
「睡眠薬を処方されているが、眠れない」
「(また薬物を)使ってしまうんじゃないか…という気がする」
「耐える心が破壊されていく。一番楽なのは使うことなんです。それか、アルコールに逃げることなんです」と、再び薬物に手を出してしまう恐怖と闘い続けていることを明かしました。現在は4カ月禁酒しているそうです。
私は清原氏の現在の告白を読んで、覚醒剤の恐ろしさを再認識しました。「耐える心が破壊されていく」この清原氏の言葉は、聞きしに勝るものがあります。本当に辛いと思います。私はタバコを止めて7年になりますが、今でも吸ったら終わりだと思っています。清原氏には、ぜひ乗り越えてほしいです。応援しています。
新型コロナウイルスで外出自粛が続く現在は、コロナで依存症になる人がたいへん多いそうです。自粛、自粛で、覚せい剤使ってる人には最高の期間なんだそうです。そして、清原氏は担当の刑事さんから、「コロナの時期は売り上げが上がる(って)」と聞いて、懸念していました。
コロナ禍の現在、見通しの持てない不安、コロナの恐怖、人と会う機会が少なくることによる孤独感や孤立感など、私たちにはたいへん多くのネガティブな感情が湧き起ってきます。そのネガティブな感情から逃れようとして、覚醒剤に染まってしまう人が出てしまわないことを強く願っています。覚醒剤は中毒性や依存性が強い危険な薬です。