少子化なのに、通級による指導を受けている児童生徒が10年で約2.7倍も増えています(4/10)


 10年間で約2.7倍増えています。どの障害でも増えています。発達障害者支援法では発達障害は脳機能の障害とされています。脳機能の障害であるならば、この10年間少子化で子どもの数は減少していることから考えれば発達障害とされる子どもの数は減少してもよいはずです。

 脳神経学者の黒田洋一郎、木村-黒田純子両先生は、この原因を「ネオニコチノイド」だと指摘しました。ネオニコチノイドというのは、神経毒の一種で昆虫類の脳を異常興奮状態にし、死に至らしめる殺虫剤です。日本では現在、7種類が農薬として登録され、それらを有効成分とする数多くの農薬製品が実際に田畑や果樹園などで使用されています。これまで人には安全とされてきていました。

 しかし、神経毒性が強いことと広範な生物・環境への悪影響がわかってきて、1999年にいち早く規制を設けたフランスに始まり、EU諸国、アメリカ、カナダ、ブラジル、台湾、韓国、中国でも使用禁止の動きが広まってきている農薬です。ところが、日本だけはなぜか農薬残留基準の緩和が進み、規制どころか逆行しているのです。

             「Renaissance 食がもたらす“病”」より引用

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